セブパシフィック航空が戦略を語る

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セブパシフィック航空は、フィリピンで成長するLCC。現在日本から成田はダブルデイリーで、関西、中部の2空港からそれぞれデイリー、福岡から週3便のマニラ便と成田からは加えて週4便のセブ便を就航させています。エアバスA320を中心に、成田線ではエアバスA330も就航させています。

 

セブパシフィック航空は、マクタンセブ国際空港のターミナル2新設のお披露目と共にセブ島において今後の戦略を語りました。

 

2022年までの機材計画は、ナローボディーのエアバスA320を36機から18機へと半減させエアバスA321シリーズを8機から39機にまで大幅に拡充していきます。ワイドボディーのエアバスA330は8機のままで変わらずということを考えると、ドバイやシドニー・メルボルンなどの長距離路線をこれ以上は増やさず、中距離重視が見て取れます。

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このA330とA320とは機体デザインが違いますね
 

今後、トレンドとなっていくのはA321neoシリーズの導入によって航続距離が伸びて可能となる中・長距離路線への投入も考えられます。

また、LCCでは初めてとなる貨物専用機の導入も斬新です。ATR72-500型貨物機への改修で2機導入とのこと。1機で7台のAKEコンテナを搭載できるスペースに7tの搭載量は決して大きい訳ではありません。
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©cebupasificair

それでも、島国フィリピンでの島嶼間輸送で電子商取引の商材や生活物資、エビなどの海鮮食品、金鉱で採れた金の輸送など輸送費の高い貨物が多くあり、航空輸送は無くてはならないものとなっています。

 

他のエアラインと違った斬新な戦略で成長していく勢いを感じます。

 

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