
スープやゼリーもある楽しい前菜
千代田区永田町のポーランドレストラン「Ani Mru Mru」で行われたポーランド政府観光局主催のランチイベントに参加してきました。ポーランドが「美食の旅先」として注目されているということで、ミシュランガイド掲載シェフによる特別メニューが提供された贅沢なひとときでした。

料理の説明を受ける
ミシュラン掲載シェフのこだわり料理
この日のメニューは、美しい更に盛られた前菜から始まり、冷製トマトスープは燻製うなぎとバジル、スイカを合わせた意外な組み合わせで提供されました。
メインは仔牛のロール“ズラズィ”。ハーブやアーティチョークのピュレ、チェリーのソースが添えられていて、アスパラガスが新鮮で歯応え良く、見た目も味も繊細でとても美味しかったです。デザートは、シナモンが香るあたたかいアップルパイ。濃厚なクリームと一緒に、ほっとする味わいでした。

鰻とスイカの意外な取り合わせの冷製スープです

メインの肉料理です

濃厚クリームの載ったアップルパイ
用意されたワインは、ポーランドジュラ山脈、南斜面の石灰岩地域にあるブドウ園「BIALE SKALY」のピノノアールやシャルドネワインです。

ワインの種類も豊富に
シェフとの交流も楽しい!
ポーランドで2番めのミシュラン獲得者でワルシャワから来日した「Rozbrat20」ヘッドシェフのバルトシュ・シムチャクさん、そして「Ani Mru Mru」で活躍するトマシュ・タタリノヴィチさんの説明もあり、ポーランド料理への情熱や地域ごとの魅力について直接聞くことができました。美しさの中にも遊び心を取り入れた斬新なメニューが魅力です。

シェフやスタッフの紹介
ポーランド、次の旅先にどうでしょう?
ポーランドは2024年暮れのメディアツアーで数都市訪れました。歴史や自然だけでなく、地域ごとの料理がとても魅力的な国だということを実感しました。それでいて、欧米で感じる円安の影響を受ける旅費の高騰から少しは逃れられる物価も行きやすい場所として魅力です。食から始まる旅のきっかけとして、ポーランドはおすすめです。
このような食での観光客の誘致は魅力ですし、LOTポーランド航空の機内食にも影響が出れば競争力が増して良い循環になると思います。
今秋は5年に一度のショパンピアノコンクールが開催されます。日本からのファンも多く現地に駆けつけることでしょう。