
河口湖西から望む、日の出時の富士山とE175 @Embraer
エンブラエルは7月21日、英国で開催中のファーンボロ・エアショーにおいて、フジドリームエアラインズ(FDA)からE175型2機の確定発注を受けたと発表しました。
今回導入される2機はエコノミークラス84席仕様機となり、2027年と2028年にそれぞれ引き渡される予定です。導入後のFDAの保有機材は17機となり、その内訳はE170が2機、E175が15機となります。運航中の15機はいずれもエンブラエル製であり、日本唯一の「オール・エンブラエル・フリート」をさらに拡充することになります。
FDAの本田俊介社長は、「現在15機のエンブラエル機を運航しています。今回の新機材導入によって輸送力を高め、日本各地の地域を結ぶネットワークをさらに強化できます。また、長年にわたるエンブラエルとのパートナーシップを一層発展させる機会となることを大変うれしく思います」とコメントしました。
FDAは2009年の就航以来、地方都市間を結ぶ路線を中心にネットワークを構築してきました。E175は84席という適度な座席数と優れた燃費性能を兼ね備え、大型機では需要に見合わない地方路線でも高い経済性を発揮します。静岡、名古屋(小牧)、神戸、福岡を拠点に、全国17都市を結ぶ地域航空ネットワークを支える主力機材として活躍しています。

エンブラエルが発表した受注リリース用の画像です @Embraer
今回の追加発注は、国内需要への対応に加え、チャーターサービスも含め地域航空のさらなる利便性向上を目指すFDAの成長戦略を象徴するものといえます。エンブラエルにとっても、日本市場で長年築いてきたFDAとの信頼関係を改めて示す受注となり、ファーンボロ・エアショーでの成果の一つとして注目を集めています。今後、新たな2機がどのカラーリングをまとうのかにも期待が高まります。
FDAはスカイマークの筆頭株主となった親会社鈴与の傘下企業であり、今後の動向も気になるところですが、エンブラエル機とボーイング737のみのフリート構成エアラインは他にもアラスカ航空の事例もあり、今後の動向が気になるところです。

