航空機メーカーが紹介するスポッターの存在

ニュースリリース

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©Embraer
 

ブラジルの航空機メーカー「エンブラエル」の航空機は日本でもJALグループやFUJI DREAM AIRLINESで導入されています。同社のホームページで極めて興味深い記事を見付けましたのでご紹介します。

 「驚きの情報」というコーナーにてブラジルのスポッター「パンダ」ことジャンフランコ・ベティング氏にインタビューし、その趣味を紹介しています。

同氏は、ブラジルのAZUL航空の創業者の一人でもあります。

 邦訳の要約は以下の通り。

11歳の時から始めたスポッティングで「6回の世界一周を経験し、169のエアラインで2100回のフライトに乗りました」というのは55歳のベティング氏。100か国を訪問し、90か国で飛行機の写真を撮り、その数は75万枚にもなりました。

 スポッティングの歴史が紹介されています。第二次世界大戦時、楽しみが無い人々は、空を見上げてその機体の敵味方を判断することが数少ない娯楽だったと言います。機体の記録を付け始める人が出たのは1950年になってから。その後、どんどんこの趣味は広がります。発祥の地のひとつイギリスでは、鉄道産業でその動きは始まり、航空機に広がりました。

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©Embraer 

ブラジルでは、その趣味はあまり理解されず、スポッターは疑わしき人々となっていることが残念です。世界でスポッターに優しいのは、大阪(関西空港)の展望ホールの存在や、東京(成田空港)の博物館や空港眺望場所の存在です。アムステルダムの展望テラスも有名です。

 写真を撮る場合、多くは200-500㎜と空港内では28-300㎜のズームレンズを使います。地上にある側面からの写真をレコードショット、航空機が離着陸している様子はアクションショットとして区別しています。

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©Embraer 

エンブラエルの航空機では、バンディランテがお気に入りでAzul航空のお陰でE-Jetも好きになりました。

 忘れられない記憶では、ローマでのスポッティング中の出来事。ヘリと逃走車の銃撃戦に巻き込まれました。ヘリの騒音で声が届かず、身振りで写真を撮っていることを伝えると、逃げろと言われて事なきを得たとのこと。

 航空機の塗装は一時的な物。この趣味を誇りにそれを記録することが使命と感じます。

 エンブラエル社の遊び心がスポッターを正しく表現していて嬉しくなりました。こんな内容のホームページを持つエンブラエルがより好きになりました。

世界を代表するスポッターが日本の2空港を紹介してくれているということは嬉しい事です。

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