ボーイングは10日、パリエアショーでの展示内容を発表しました。
テーマは、革新、パートナーシップと安全性です。
民間機では、エアタヒチヌイに新規納入となったBoeing787-9を飛行展示します。日本線にも就航するエアバスA340に代わる機材で、ビジネスクラス30席、プレミアムエコノミークラス32席、エコノミークラス232席の合計294席仕様です。地上展示では、ボーイング737BCF(ボーイング・コンバーテッド・フレイター)を披露します。
©Air Tahiti Nui
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軍用機では、ボーイング767が母体となるKC-46タンカーのペガサスがエアショーデビューします。737が母体のP8ポセイドン海上パトロール機、AH64アパッチ攻撃ヘリコプター、CH-47チヌーク大型ヘリコプターにF15戦闘機が展示されます。
今回のショーは、Boeing737Max機問題が収束していないだけに内容が大幅に縮小されるかと思いましたが、一安心。会場では同型機への対応の何らかの発表をせざるを得ないと思われます。大型機部門での最新鋭機Boeing777-9Xのエアショーデビューが先送りとなったことが少々残念です。