本邦エアラインで進む機内の抗ウイルス・抗菌施工

航空業界

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JAL Boeing767-300ER機内抗菌施工取材の様子
JAL
は様々な感染症対策を進める中で、315日搭乗分から「JAL国内線PCR検査サービス」を開始しました。利用件数は17.000件を超え、順調に推移しています。

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JAL Boeing767-300ER機内抗菌施工取材の様子
新たな対策強化として本邦エアラインとして初めて機内の抗ウイルス・抗菌加工を開始しました。本日、4月
23日に羽田空港新整備場のJAL
M2
格納庫にてお披露目がありましたので、取材してきました。

ボーイング767-300ERJA659J)の機内では、JALグランドサービスの社員が、株式会社中村・フクイヤの「ダイヤモンドマジィックD—VII」を使用。オーバーヘッドストウェージ、シート周り、トイレと作業していきます。効果は35年とのことで、施工が済むとL1ドア横にSIAAISO21702抗ウイルス加工とISO22916抗菌加工の認証ステッカーが貼られます

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JAL Boeing767-300ER施工完了のステッカー
ANAの機内では、毎日夜間のアルコール消毒に加え、2月より持続性の高いウイルス除去剤を使用した定期的な消毒を始めています。先だって、20201217日に日本ステリ株式会社と衛生・清潔アドバイザリー業務に関する業務委託契約を締結しています。

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©ANA
 

筆者が日刊SPA!にて提言した「日米であまりにも異なる航空機の感染予防対策」について、ANAの業務提携の取組みについては取り上げていませんでした。評価はできるものの、使用する薬剤や使用機器などの具体的名称までは明かされておらず、引き続き今後の取組を注視していこうと思います。

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 ©ANA 

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