想い出になる搭乗のひとつは、キャセイパシフィック航空ジャンボジェットのラストフライトなのは間違いありません。
1979年に導入されて37年間、社の隆盛を支えた名機です。
ジャンボジェットの記事はブログに何度か書きましたが、そのジャンボジェットよりも前に導入されたロッキードL-1011トライスターの存在も忘れてはなりません。
初めて導入されたワイドボディー機。その後、同社で四半世紀活躍した傑作機です。以降の機体が、全てワイドボディー機で占められていることを思うと、キャセイパシフィック航空でのエポックメイキングな存在です。
全体で250機ほどが生産されたに過ぎない機体はキャセイパシフィック航空で20機、全日空で21機と最大機数を導入するエアラインはアジアのエアラインでした。
成田空港のさくらの山で撮影した画像がありました。
カーゴ地区にはノースウェスト航空のジャンボジェットが並び、赤と緑の色彩の好対象が記憶に深く残ります。
ジャンボとトライスターが同時に就航する時期も長くありました。今から思えば、贅沢な時間です。
1989年から1990年に掛けてキャセイパシフィック航空でトライスターへは成田空港⇔香港啓徳空港で5回の搭乗記録が残されています。
ロールスロイスのRB211エンジンは、特徴のある音を発していました。
3発機エンジンの共鳴が懐かしく思い起こされます。