昨年は、上空から富士山を見たのですが、今年は地に足をつけて陸地から富士山を眺めてみました。静岡県側からで「さった峠」に向かいました。ここの素晴らしさは経験済。改めて目に焼き付けようとJR興津駅からは期待で足は早く進みます。安藤広重が東海道五十三次の由比で描いたのがその様子。標高93mから見る富士山の素晴らしいこと。山、海、道路、鉄路、みかんと様々な素材がひとつの風景の中にバランス良く配置され、見る者の心を洗ってくれる場所です。
二か所目は富士宮で、宿泊した駅前のホテルが良かった。朝食時間はエレベーターが混むために非常口が解放されるのを知り、最上階の10階から更に屋上へ向かいます。裾野が広がり、朝日を浴びた富士山を正面に独り占めすることができました。
羽田から九州・四国方面へ向かう航空路があり、富士山と航空機のショットも狙うことができました。この眺めは身体をその場にくぎ付けするのに充分な素材です。
富士宮市肝煎りで完成した「静岡県富士山世界遺産センター」へ。木組みの格子でできた建物は、前の前の鳥居と対をなす独特の形状。
浅間大社も、鳥居と国旗の組み合わせで富士山を絡めることができました。