横浜で見るエアライン展示

ホビー

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趣味仲間がメールで航空展示のイベントを教えてくれました。

横浜で開催されている「We love  AirTransport」展です。

「マルヨンの会」が主催となっていますが、その存在は知りませんでした。

きっかけがないと普段の生活圏で横浜へ出向く事が少なくなった今、思い切って行ってみることにしました。

みなとみらいで開催ですので、そのまま鉄道で行けばいいのですが、天気もいいので横浜から歩いてみました。

少し寄り道して、テラスでランチを摂り、NISSAN本社では車を眺めながらゆったり歩くのも楽しかったです。東京に比べてゆったりした街並みは羨ましい。

もうすっかり横浜のシンボルになったランドマークタワーに続くクイーンズモールが会場です。

ANAのモヒカン塗装 ボーイング727-200のポスターが会場を引き立ててくれています。 入り口にはお客さんを呼び込むかのように、昔のエアラインポスターが飾られ、ブリキの旅客機が鎮座していました。

いくつかのコーナーが作られていて、懐かしい模型・紙モノ・写真・ビデオ画像で溢れていました。

各展示にはテーマがあるのが素晴らしい。テーマに沿って、一連の展示が綺麗に並んでいます。

横浜 005s

JASがJALとの合併で迎えた最後の日の記録がありました。

社員の方の息遣いが聞こえて来そうな多くの画像の前で見入ってしまいました。

このような展示では引き立つパンナムのブリキ模型も有り、楽しませてくれました。スタンドの有るマクダネルダグラスDC-8で、前後のドアが開く構造は楽しかったです。それと共にトランプが飾られています。

TWAのコーナーでは、ブリキのロッキードコンステレーションが地上支援機器とともに紙製ジオラマの箱の中に納まっており、色彩鮮やかな古いアメリカの玩具の素晴らしさを伝えてくれます。同社路線図や絵葉書が添えられています。

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どのような人がこのような展示会を開催したのだろうと、そこにいらした優しげな顔立ちの紳士にお声掛けすると、柳沢さんでした。

「マルヨンの会」の名前の由来を伺うと、想像通りロッキードF104スターファイターの通称から来ているようで、男性4人で構成されています。

柳沢さんは、航空史を研究されているようですので、戦前の航空機への造詣が深いようです。その頃の搭乗経験を持つ方への聞き取りをして文章に残したいとおっしゃっていました。

ブリキのおもちゃをコレクションされていて、展示されているJALのDC-7Cを稼動させて見せてくれました。

ジェット機時代の直前の1950年台後半に就航していた4発で、最後のプロペラ旅客機と言われていました。

電池で動くモーターライズのもので、後部乗降ドアが開いて客室乗務員が顔を出すところから始まって、客室に座るお客さんの顔が一斉にいなくなる動きが可笑しい。また、ドアが閉まると、お客さんが座席に戻り、第二第三エンジンから第一第四エンジンというように、実機さながらに動きます。そのまま円を描くように地上滑走する姿が愛らしい。
この一連の動きを何度も繰り返す様子を見せて頂き、他の観客の方と共に楽しい時間を過ごしました。

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ブログに書いたように、イスタンブールで思い掛けなく多くの航空機模型を見る事ができて嬉しかったように、日本でも多くの素晴らしい模型や資料が残されているのだなと感激ひとしおでした。

 

 

  

  

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