イスタンブール旅行記などを書いてみる(前編)

旅の記録



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航空ブログを標榜し、それ一辺倒で運営して来ました。自身の発言で「旅は移動した瞬間から始まる」なり、旅は「家を出たところから始まる」といった人の言葉に共感している種類の人間ですので、凝り固まっているだけでなく、視野を広げてもいいように思っています。


航空旅行の先にある、目的地での無限の旅行の楽しさもご紹介しなくては。


本来、旅の内容が本筋であって、航空の部分が付加部分であると聞こえて来そうですね。


飛行機好きは、到着した空港の探訪から始まります。

最初に浮かぶのは、展望デッキです。日本や欧州の空港には比較的多い施設ですが、米国などはセキュリティの名の下で非公開どころか展望施設すら無いところが殆どです。



到着後は、自身の搭乗して来た航空機が次の目的地に向かって出発準備をしている様子を眺めます。時間さえ許せば、次の便の出発まで見るのが理想です。廻りを見渡せば、自国のカラーをまとった個性豊かな機体を見ることができますので、心は浮き立ちますよね。



そして、空港ビルの散策も大事な時間です。この気持ちに異論のある方は少ないでしょう。女性も空港内での買い物が好きな人は多いように思います。



家内が世界中に展開するスターバックスのデザインカードを収集しています。今や世界展開のスタバの店舗を探すのは比較的容易です。空港のターミナルビルで営業していることが多いからです。



このような気持ちを持って、イスタンブールを訪れましたが、先にブログに書いた通り、空港は通過点となってしまいました。


ブログをご覧になっていない方にお知らせすると、イスタンブール在住の友人に出迎えをお願いしていたところ、すぐに彼の会社のオフィスに連れて行って貰ったという内容です。



宿泊は、旧市街に取りました。今ではネットで口コミ等を見ながらすぐに手配できるので、いい時代です。


Hotel Niles Istanbul(ホテル ナイルズ)の決め手は、

まずはロケーションです。街自体が世界遺産で歴史的建造物や遺跡があるので、アクセスがいいとなると旧市街地区になります。それに、交通機関が近いことが理由の一つです。市街には、メトロやトラムが走っているのですが、そのトラム駅に近かった。



もう一つの大きな理由は、屋上テラスでの朝食が評判良かったということです。

実際、両方のメリットを充分に享受できるいい選択でした。


部屋の廊下を歩き、エレベーターを使って外出する。それは普通のホテルでの行動です。

ここにはエレベーターの無い階段を昇ると、別世界があります。  上が太陽光で明るくなって来ると嫌が上でも期待感で昂ぶります。市街地の高台に建つホテルは、坂道の先にエーゲ海に続くマルマラ海を遠望できます。


多くの種類の船が雑多に行き交っているのが見えます。テラス席は木の椅子が温もりを伝えてきます。そこで食べる朝食は何物にも変え難い貴重な時間をもたらしてくれました。



翌日も食べられるのに、最初の日にゆっくりと時間を掛けて最高の場所を探し出して目線の先に海の見えるテーブルでゆったりと頂きました。食後に珈琲のお代わりを頂いていると、先に見た船の位置が変わっていました。


  

コメント

  1. あびあんうぃんぐ より:

    トルコの記事が思い掛けなく続いています。 沢木耕太郎「深夜特急」懐かしいです。
    そう言えば、トルコ編もありました。私も再読してみようかな。 思いがけず素晴らしいタイミングでのお声掛けありがとうございます。
    今後とも宜しくお願いします。

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