高雄の飛行機ウォッチングポイント

高雄で宿泊の拠点とした「金建商務飯店」から東側は滑走路２７に伸びる誘導路に面した道があります。住所表示は「飛機路」という嬉しくなるようないかにもありそうな名前。ここを歩けば、誘導路の真横で飛行機の写真が撮り放題。というのは甘い考えでした。５月の高雄は３０℃の気温で、とても長く歩いてなどいられません。誘導路の横は３ｍほどの高さの壁が連なり、音はすれども機体は見えずの隔靴掻痒（かっかそうよう）状態。

 道を隔てた場所は住宅地。多くが二階建て以上の高さを持っています。ここの住人を羨ましいと思いつつ、歩きますが行けども行けども壁の切れ目などありません。

通行人に聞くと、入ってきた場所に見える場所があると言うではありませんか。今来たのに見付けられなかったと言うと、案内を買って出てくれました。

 ホテルからだと蘭州拉麺館を過ぎ、飛機路５２２で左折すると現れる場所。

誘導路に面した壁によじ登るように石の積み上げられた小さなスペース。
二人立ってしまうと身動きとれないほど。次に来たときには無くなっているかも知れませんので、貴重です。

 滑走路２７へ向かう地上滑走中の機体が目の前に展開します。離陸する機体がエアボーンする直前の様子がその向こうに。気温、飲食、トイレの問題が解決すればいい写真を撮れることは間違いありません。