今回の旅の目的は、松山空港への再訪と航空カフェや航空グッズショップの訪問です。松山空港徒歩圏のホテルでしたので、空港、カフェ、ショップとホテルの4カ所を全て徒歩で廻りました。
この中で今回ご紹介するのは松山空港。古くて懐かしさを感じます。新たに作られた他の空港ターミナルビルは、デザインありきで機能が後回しになっている気がします。外国人旅行者が最初に目にする建物ですので、印象に残ることが第一なのでしょうが、結局は没個性になっている。
その点、「台北松山国際空港」は楽しめる空港としてもいい存在感があります。
そこに流れているのは、地元の人が集うような憩いの場所の空気。航空ファンの視点で多くの素晴らしさを感じます。
1.展望デッキ(観景台)
2.航空グッズショップ
3.台湾航空会社の時刻表
4.空港消防署のレトロ感
6.倒産したエアラインのベーカリー
展望デッキはガラス貼りではあるものの、ガラスは清掃されています。フィンガーとなる部分が2か所あり、より航空機に近い場所で見学ができます。昨年運航停止したトランスアジア航空との関係性は不明ですが、屋上と1階到着ロビーにトランスアジアベーカリーがあります。商品はその名の通りパンや菓子のみ。不思議な光景です。
1階の航空グッズショップの「Cair Shop」では、このトランスアジア航空グッズも多く並べられており、版権が気になるところ。
空港内を歩くと、特に国内線のチェックインカウンターに時刻表が置かれています。ポケットタイプの小さなものですが、国内線を運航する3社とも存在します。ここでは、マンダリン航空(チャイナエアライングループ)、ユニエアー(エバエアーグループ)、遠東航空ともに発行し配布していました。
ターミナルビルを歩くと外壁の窓が円形であったり、国際線の出国保安検査場が昔の伊丹空港を思わせる風情で、懐かしさを感じました。また、展望デッキから見える空港消防署の佇まいがレトロ過ぎる。何度も行ってみたい空港です。