鉄道開業当時の新橋から横浜間を歩きます。
今年で23回を迎えるこのような大会をご存知でしょうか。
主催は汽笛一声ウォーク実行委員会ですが、実施はよこはまウォーキング協会という団体で、多くの人が集まりました。
鉄道が走ったのは汐留から横浜間の29kmなのですが、実際に歩いたのは、日比谷公園から赤レンガ倉庫にある横浜港駅旅客ホームまでの34kmでした。
距離が長いので渡された地図が紙の表裏に印刷されており、その長さが感じられます。
ゼッケンがあり、任意で名前、住まいとひとことを書く欄があります。他のウォーカーの背中を眺めながら歩くのも楽しみの一つです。
多くの人が「完歩」という言葉を掲げています。そんな中で「足の豆売ります。価格応談」と書かれた立川のウォーカーのユーモアに楽しい気分になります。
このウォーキングで、日本の交通の一面を見ることができました。
汐留の旧駅舎跡には、鉄道歴史展示室が設けられていますが、ここはANAの本社前になります。
その後、港区港南を進みますが、ここに東京都の港湾事務所があります。
第一芝浦丸という船が道端に展示してあり、東京港の近いことがわかります。
東京モノレール沿線に沿って歩きますので、天王洲ではJALの本社前も通り過ぎます。
4時にはゴール締め切りとなりますので、食事も簡単に済ませ、ゴールに辿り着いたのは出発から7時間後の15時半でした。