日本から直行便の飛ぶオークランドはニュージーランド航空の本拠地です。
空港での設備も新しいものに変わりつつあります。
まず目にしたのは、チェックインカウンター。
他社エアラインとは隔絶された、独自の設備を持ったエリアが広がります。
自動チェックイン機がスマートに並び、バゲッジドロップも配されて、列が最小になるように工夫されています。
照度の落とされた水色の照明が、落ち着きの空間を生み出しています。
ここでストレスフリーなチェックインを済ませると、ビジネスクラスの乗客、スターアライアンス・ゴールドメンバーとコルー会員は、インターナショナルラウンジへと向かいます。
出国手続きを済ませると出発ゲートへ向かうのですが、上階へ向かうエスカレーターがあります。
横は、ガラス張りになっていて、多くはニュージーランド航空の国際線機材が駐機している姿を見ることができます。
機体の塗装と同じ白と黒で統一されたカウンターにロゴとなるシダの芽を描いたマオリの伝統的な模様「コルー」があり、奥のラウンジへ迎え入れてくれます。
２，０００㎡の敷地に、照明の落とされた静かに過ごす場所、ダイニングのできる空間、ビデオ観戦のできる部屋など、多くのニーズを満足させる工夫のエリアが広がります。眺めのいい上階にあるので、広く取られた窓の向こうに離着陸する航空機を多く眺めることもできました。
機内で使うカートが多く配され、食後の配膳を収納するのに使われていました。
昨年７５周年を迎えた同社の過去を振り返るポスターが掲示されていたりと、初めての利用には、あれもこれも見たり試したくなってしまう素晴らしい空間です。
ラウンジを出て、出発階に降りると、さほど歩かずに搭乗するボーイング７８７－９が見えてきました。
