自分が読んだ書籍の著者と知り合う機会はそう多くはありません。
それでも、航空ジャーナリスト協会に所属するようになってからなのでしょうか、そんな事も起きるようになりました。
ご紹介した「航空から見た戦後昭和史」著者の夫馬信一氏もそんな一人。
1冊目の読了後に偶然知り合いました。話を伺うと、同世代ということが解かり、飛行機に対する感性が同じ波長で嬉しくなったものです。取り上げられたテーマの数々が自分の航空嗜好にどんぴしゃりで、素晴らしい本が出来たものだと本ブログでご紹介しました。
Air France B747-128 N28903 HND
記事で「地味な題名」と書いてしまった事をお詫びしたら、著者もかなり迷った題名であったことを明かしてくれました。たかが題名、されど題名というところでしょうか。
話の続きで、先に出版された姉妹本のあることを知りました。
2009年PHP研究所から発売の「ヴィンテージ飛行機の世界」です。
普段から航空関係の本情報にアンテナを張っていますので、見落としていたことを反省。早速手に入れてみました。
British Airways B707-379C G-AWHU HND
「航空から見た戦後昭和史」と重なる部分もあるものの、貴重な写真の数々が網羅されている構成は今に引き継がれており、航空好きの琴線にがんがん触れてきます。
もっと早く出合っていれば良かったと少々後悔します。
この2冊が揃って、自宅に航空ミュージアムが出来たような充実感を得ることができました。