伊丹空港 チャイナエアライン B727-109C B-1822
チャイナエアラインが日本に就航したのは1967年。
創立の8年後の事です。当時、長距離国際線にはボーイング707、中近距離にはボーイング727を就航させていました。
日本に就航を開始した後の、地元伊丹空港で撮影した白黒写真が見付かりました。1970年の大阪万国博覧会に湧く頃の一枚です。
ボーイング727-109C B-1822が当時の国際線ターミナル(現在のANA南ターミナル)に到着したところです。
他には一機の飛行機も見えません。まだ便数が少なかったのですね。
もう一枚は福岡空港の一枚。当時板付空港と呼ばれていました。
機体番号は伊丹の物と全く同じ。着陸直後の瞬間が撮影できました。
最新鋭機のエアバスA350-900 B-18902がアムステルダム国際空港に到着し、午後の出発まで駐機場へトーイングされていく様子です。
航空機は、他の乗り物に比べて歴史の長さに比例して大きな変化があるようには思えません。飛ぶ為の高度な設計は、50年経っても色褪せないのでしょう。
エアバスA350の魅力あるウィングレットにAPUに繋がるヒップラインも素敵ですが、ボーイング727の後部エンジンまわり、特に第二エンジンのインテークの微妙なカーブは素晴らしい。