パラダイス山元さんの著書「飛行機の乗り方」に続いて、「飛行機のある暮らし」が出版されました。
同氏を語るキーワードは、多くの方がご存知ですが、餃子・マンボ・サンタクロース・盆栽。それぞれでプロであるところが超人たるゆえんです。
前作では、「タッチ」という搭乗方法が詳しく書かれており、マイラーではない私を驚愕させました。考えてもみなかった旅のスタイルに初めは驚くばかりでしたが、読み進めていくうちに、いつしかこんなスタイルの旅もしてみたいと思えるようになっていました。
巻末には、著者が一年間に1022回搭乗したというフライトのリストも掲載されており、度肝を抜かれました。マイラーのバイブルとなる本です。
第二回お笑い飛行トークバトルでのパラダイス山元さん(もちろん右)
前作を読んだ後、続編が出るのを待ち望んでいました。
更に奥深く、エアラインへの搭乗を「生活」と言わしめるのが、今回の第二弾。
航空機を身近な乗り物と考える著者の優しさが、このような言い回しになるのだなと、航空機愛を感じます。
飛行機好きの一人として、こんなにも飛行機を愛してくれている方がいるのを頼もしく思います。
飛行機に乗ることをもっと語ろう。広めよう。外に出よう。ページのそこここから山元さんのそんな声が聞こえてきます。
機上で書かれた本は、機上で読みたい。理想を言えば、ビジネスクラスのフルフラットにしたベッドの中で、読みながら天空の星空を眺めてみたい。
実際には、自宅のソファで一気に読み切ってしまったのですが。
飛行機の乗り方」「飛行機のある暮らし」二冊ともに、手許に置いて頂きたい本です。