昨秋から静岡県で先行発売となったデアゴスティーニの「JAL旅客機コレクション」は本日9月10日に全国版として発売開始となりました。
第一号のBoeing787-9(機体番号JA861J)を購入してみました。機体を取り出して眺めてみると、良し悪しがわかります。モデルの成型で一番難しいのは、機首部分なのですが、コックピット窓の上のせり上がりが少し違って見えます。
右エンジンの前方ナセルでシルバーの部分の接着に隙間がありました。
機体を前方から見ると、尾翼が少し右に傾き、前輪も若干傾いています。このモデルは、本屋さんで取り出して見ることができないので、通常購入するときに、形状を確認されていらっしゃるような方にはお勧めできません。
それでも、このシリーズのいいところは、値段の安さが挙げられます。
初回は特別価格の990円(税込)で、2号以降は2,760円(税抜)という破格だということ。
友人の山口さんが経営する「クロスウィング」のホームページで検索すると、ホーガンウィングスの同スケールJALのBoeing777-300ERが6,264円であることを考えると、実に52%引き(税込比較)ということになります。
また、機体だけでなくデアゴスティーニは解説書が附属しているので保存版コレクションとして価値があることなどが挙げられます。JALの宣伝部が協力しており、航空作家の秋本さんが監修されているのもいいところ。全金属性であることも評価高いですし、今の中国製は格段に質が上がっています。
80巻を揃えると、22万円ほどとなりますが分割払いで買うようなものなのでそれほど大変ではありません。80機を並べる場所はありませんが、気に入ったコレクションを買っていくという方法は有りですね。この先、楽しみが増えました。