パリエアショー会場、航空博物館エールフランスのB747も見える青空の下のMRJ
2015年11月に初飛行し、昨年はアメリカでの試験飛行を続けている三菱航空機MRJがついにエアショーデビューを果たしました。
2020年の引渡しに向けて着実に前進しています。
今年はMRJの展示と最大のライバル機となるブラジルエンブラエル社のEジェットE195-E2がこの3月に初飛行を終え、地上展示と飛行展示で顔を会わせます。Eジェットは120席クラスでMRJよりも大きいので直接競合ではありませが、今後、E175-E2が出てくれば脅威になります。
Profit Hunterと書かれ、鳥の挑戦的な顔面を機首に塗装したE195-E2
ショー開始前となる18日の実機披露展示会では三菱重工業㈱取締役社長CEOの宮永俊一氏(中)、三菱航空機㈱取締役社長水谷久和氏(右)にANAホールディングス㈱取締役副会長篠部修氏(左)が揃いました。
宮永社長は、前倒し納入は社内用の目標であり、対外的に2020年半ば完成引渡しは変えていないと言いました。
更なる大型機はまだ先の事であり、今のMRJ70と90を完成させることに全力を尽くしているとも伝えてくれました。
多くの人の目に触れて、追加受注に期待したいところです。