中国南方航空 北京ハブ運用開始へカウントダウン

中国の航空

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中国南方航空は、RPK有償旅客キロ世界8位であり、アジアナンバー1エアラインの位置にいます。

 中国南方航空が整備を進めていた北京第二空港となる北京大興空港の施設が629日に完成しました。北京を拠点としていた中国国際航空が北京首都空港に残りますので、中国南方航空がこの新空港で輸送シェア40%を占める最大利用会社となります。

2019年冬スケジュールの開始となる1027日には、国際線1路線(ホーチミン)と国内線12路線の合計28便が就航します。2025年までに、航空機200機が常駐し、一日900便になる予定です。これで、アジアではさらに確固たる地位を築くだけでなく、欧州の大手エアラインを超える日も遠くはありません。

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建設した施設は大きなものがあり、発表されたのは航空機格納庫、航空オペレーションコントロール、貨物、機内食の各施設。格納庫は405mのドアスパンと40mの高さがあって、A3802機、B777クラス3機、ナローボディー機3機を同時に収容できます。オペレーションコントロールは、50万㎡の統合型でアジア最大規模となります。機内食工場は、9.2万㎡の大きさで一日最大18万食、普段でも10万食を造ることのできる施設です。

 空港も開港時よりワンストップ通関を実現する計画で、一度IDやパスポートをスキャンすると全ての手続きが終了します。空港内を走る車両は70%が新エネルギー車となり、環境空港を目指しています。

 世界二位の旅客数を誇る北京首都空港ですから、9月末運用開始となるこの新空港の運用規模も桁外れに大きいです。

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