
アブダビグランプリ会場の上空を飛行するエティハド航空のA380 ©Etihad Airways
アラブ首長国連邦のエティハド航空は12月7日、F1レースシーズンの最終戦「F1エティハド航空アブダビグランプリ」の開幕を、同社の誇る超大型機A380(A6-APG)の華々しいフライトで祝いました。この低空飛行は、アブダビのヤス・マリーナ・サーキットに集まった世界中の何千人ものレースファンや観客を大いに興奮させ、大会の幕開けを飾りました。
A380とアル・フルサンが共演した華麗なるフライパス
F1アブダビグランプリは世界中で数百万人の視聴者を魅了するビッグイベントですが、レースに先立ち、すべての観客の視線は空に集まりました。エティハド航空のA380は、アラブ首長国連邦の国営曲技飛行チームであるアル・フルサン・エアロバティック・チームに随伴して、サーキット上空を低空飛行したのです。
アル・フルサンの曲技機は、UAEの国旗を象徴する赤、緑、黒の鮮やかなスモークを空に描き、そのカラフルな軌跡と巨大なA380の共演は、圧巻の光景でした。
エティハド航空の最高収益・商務責任者であるアリック・デ氏も、「アブダビグランプリは、アブダビで最もエキサイティングなイベントの一つであり、世界中から多くの国際的な観客を魅了しています」と語っています。また、「ヤス・マリーナ・サーキット上空のフライトは、エティハド航空が2009年にアブダビで最初のレースを開催して以来の伝統です。この壮大なサーキット上空を、才能あふれるアル・フルサンのジェット機と共にエティハド航空の機体が飛行するのを見るのは光栄なことです」と、このイベントへの特別な思いを述べました。

アブダビグランプリ会場の上空を飛行するエティハド航空のA380 ©Etihad Airways
厳しい訓練を受けたベテランパイロットが担当
この特別な低空飛行を担当したのは、エティハド航空のベテランパイロットたちです。アデル・アル・ズバイディ機長、アジザン・ビン・オスマン機長、ハリス・キニゴス機長、アブドゥラ・アラフィーフィ機長という熟練のクルーが、厳しい訓練を積み、この任務を成功させました。

アブダビグランプリ会場の上空を飛行するエティハド航空のA380 ©Etihad Airways
F1会場でのエティハド航空の提供コンテンツ
レース会場の「F1ビレッジ」では、F1を訪れた観客が楽しめるエティハド航空による様々なアクティビティが提供されました。具体的には、料理のショーケースや、子供向けのアクティビティ、そしてシミュレーター体験などが用意されました。
さらに、対象となるマイレージのエティハド・ゲスト会員に対しては、ヒル・トラックサイドのホスピタリティエリアが特別に利用可能となる特典も提供され、F1観戦をより特別なものにしました。
アブダビのヤス島は世界的なレジャー拠点へ
アブダビグランプリが毎年開催されるヤス島は、アブダビ空港にも近く、世界有数のエンターテイメントおよびレジャーの目的地としての地位を確立しています。テーマパーク、世界レベルのショッピング施設、ヤス・ベイ・ウォーターフロント、エティハド・アリーナ、エティハド・パークなど、充実した施設と豊富なイベントカレンダーにより、ヤス島は年々増加する観光客を惹きつける絶好のロケーションとなっています。

アブダビグランプリ会場の上空を飛行するエティハド航空のA380 ©Etihad Airways

