
ロサンゼルス国際空港近くの統合レンタカー施設 ©LAWA
ロサンゼルス国際空港(LAX)において、これまで分散していたレンタカー機能を1か所に集約するレンタカー統合施設『ConRAC』」が本格始動し、利便性の向上と空港周辺の混雑緩和を目的とした大規模プロジェクトが節目を迎えました。
世界最大級の施設に12ブランドを集約
ロサンゼルス・ワールド・エアポーツ(LAWA)は、このほど空港近隣の西98番街(トムブラッドレー国際ターミナルビルから東に約4㎞)にConRACを開設しました。約59万平方メートルという広大な敷地には、アラモ、エイビス、バジェット、ダラー、エンタープライズ、フォックス、ハーツ、ナショナル、ペイレス、シクスト、スリフティ、Zipcarの12ブランドが集結しています。この広さは全米でペンタゴンに次ぐ第2位とのこと。
総額55億ドルを投じた陸上アクセス近代化プログラム(LAMP)の核となるプロジェクトです。施設内には給油、洗車、軽整備の設備も整えられており、車両供給の効率化と迅速なサービス提供を可能にしています。

敷地は59万㎡と巨大です ©LAWA
ワールドカップを見据えたストレスフリーな移動
今回の統合により、これまで各社が個別に運行していたシャトルバスが整理され、利用者は迷うことなく貸出・返却拠点へアクセスできるようになります。2026年に開催されるFIFAワールドカップに向けたインフラ整備としても、このスムーズな移動体験は利用者にとっても重要な意味を持ちます。
運営側は、着陸から車両受け取りまでのプロセスを合理化することで、観光客やビジネス客の満足度を高め、ロサンゼルスの玄関口としての機能を強化する狙いがあります。
21世紀型空港へと進化する地上アクセス
本施設の稼働は、空港周辺の道路混雑を大幅に緩和する効果も期待されています。さらに、2026年には各ターミナルと本施設を約2分間隔で結ぶ自動運転の旅客輸送システム「スカイリンク」の開業も控えており、ターミナルからConRACまでも繋がります。
インフラの近代化と最新テクノロジーの導入により、LAXは世界水準の効率性と信頼性を備えた、次世代の空港へと着実に姿を変えています。

