今では、その規模がラスベガスを超えたと言われる世界一のカジノの街。
カジノだけない世界遺産のある魅力のある場所です。
中国と地続きのマカオ北部、マカオ半島に泊まりましたので、その中を徒歩で散策してみました。この半島の中に世界遺産が30も点在しています。
ホテルを出て向かったのは、セナド広場。マカオの代表的な広場で、色々な催しが開かれることで有名です。
ポルトガル統治時代の色合いを濃く残す街並みと石畳がこの場所の特徴。
1920年代に整備された歴史ある観光地です。
広場を進むと16世紀の遺産として残る、聖ドミニコ協会があります。
メキシコはドミニコ修道士によって創建されたもので、美しいバロックのファサード(正面壁)が人をひきつけます。
何とも言えない優しいクリーム色の壁が和みます。
17世紀前半にイエズス会の手で作られた要塞で、今でも砲台が残ります。
高台なので、見晴らしは良好。その敷地は、マカオ博物館になっています。
これもイエズス会によって建立の教会です。
19世紀初頭の火災で焼失しましたが、ファサードが残され、今ではマカオのランドマークに。前庭が広く階段状に残り、多くの観光客を集めます。
おやつの時間に決めて、エッグタルトを8中国元(約120円)で購入。
実は、ここマカオは現地の通貨マカオ・パタカが流通しますが、香港ドルや中国元も流通しています。少しの差ですが、パタカで払うのが一番お得です。
次の目的地まで、石畳の道を1キロ近く歩きます。
後編に続く