ビクトリアピークは香港旅行の中でここへ行かなくてどこを見る、という有名観光地です。
昔も今も往復するのはピークトラムが素敵です。
バスや車ではピークを目指すぞという盛り上がりに欠けるような気がします。
混雑は避けたいので、早々にMTRで中環駅を目指します。
そこからは、少し険しいながら坂道を登って、トラムの駅を目指しました。
ここでもオクトパスカードが使えますので、乗車券購入の列には並びません。
進行方向だけを向いている客席。途中、勾配がどれだけ変わっても木の椅子ですから姿勢が変わる訳ではありません。自分の背中への負担の加減で勾配の強弱がわかる楽しさがあります。
座るなら、下界の見える右側にしましょう。
途中、木陰から何度も摩天楼の一部が見え隠れします。
山頂はトラムの発着所となるピークタワーが目印です。鎌が上を向いたようないでたちです。何としてでも高いところがいい人は、この屋上がいいでしょう。
但し、有料です。
山の上ですから、どこでも素晴らしい眺望が望めますので、昔のように、獅子亭でのんびり下界を見るのが自分には合っています。
トラムに乗る前に、香港で珈琲チェーンのパシフィックコーヒーに入りました。コーヒー一杯で、ガラス越しながら素晴らしい景色が堪能できました。
滞在時間が短くても行ってしまうのは魅力のある場所だからですね。