©Qantas Airways
長距離路線の多いカンタス航空の最長路線が誕生しました。
オーストラリア西岸のパースからロンドンへの直行便です。この夏ダイヤの開始に合わせ、3月24日(土)にQF009便最新鋭のBoeing787-9型機(VH-ZND)を就航させたものです。
同区間は14,498kmあり、世界第三位の距離。パース発のQF9便は時刻表上17時間20分、ロンドン発は16時間45分となっています。
フライト時の風を考慮して、アジア上空もしくは中東経由が選択されます。
就航初便となる24日は、パイロット4名、客室乗務員12名の計16名が236人の乗客と共に乗り込みました。17時間14分の初便は、予定と6分差があったのみ。
イギリスとオーストラリアを結ぶ路線は「カンガルールート」と呼ばれ、1947年の就航当初はロンドンとシドニー間で7つの経由地通り4日で結んでいました。
この先、オーストラリア東岸シドニーとロンドンを直行で結ぶ新カンガルールートが開設される予定。この区間は17,000キロを超える文句なしの世界最長路線。現在、この区間を定期便で就航できる機材が無いことから、メーカーがその設計を行っている段階です。
カンタス航空は、エアバスとボーイングのどちらの機体を使うかまだ未定。
この先の情報から目が離せません。