今回の、航空グッズマーケットで異色だったのは、陶器で飛行機型箸置きを作る吉窯(きちがま)さん。伝統工芸士の加藤吉夫さんが作者で出店者です。
美濃焼を製作する岐阜県多治見市の窯元です。テーブル一杯に広がるのは、飛行機型の箸置きの数々。趣味で始めた飛行機型箸置きが、JAL、ANAの大手二社からも大型発注のある規模になりました。
今回は、貨物機コーナーも造られていて、本格的。セントレアらしく、ドリームリフターもあるそうです。政府専用機や、エアフォースワンも。珍しいところでは、ホンダジェットも色違いが並べられていました。
エアラインからは一般的なギブアウェイだけでなく、お節料理に付く箸置きとしての発注もあるため、秋以降は発注個数が多くて製造が大変だとのこと。一度のオーダーでペア800セットも出ることがあります。
機体だけでなく、陶器で滑走路も造ってコレクターの要望に応えてくれるのがいいですね。