スイスインターナショナルエアラインで2002年より活躍してきたアブロRJ100通称ジャンボリノ機体番号HB-IYZが退役となりました。
日本では就航のない機体で馴染みが薄かったこともあり、ひっそりとした引退です。最終フライトは8月15日のLX7545便。ジュネーブからチューリッヒへのフライトです。15年間で50万回以上の発着と70万時間の飛行時間を記録しています。
この機体を使ったファン向けの特別フライトが販売されていました。8月20日限定で、チューリッヒ空港からの50分の遊覧フライトWK2017便です。WKはエーデルワイス航空のコードです。
スイスでは有名な航空機モデルショップの「Buchair Center」が主催したもので、2-3配列の窓側席が日本円で約4万円、窓側隣席が3.6万円。3列の通路席が約3.3万円でした。
このフライトに搭乗したスイスの友人が、当日の様子を知らせてくれました。
フライトには、イタリア「プロセッコ」のドリンクとスナックが付き、最終便の搭乗証明が用意されていました。スイスアルプスでは、マッターホルン上空で1周しています。標高4,478mの山でフライトレベルが180ですので、迫力があります。
50分のフライトはあっと言う間だったと言います。
到着後の機体まわりでの記念撮影の時間もあり参加者には、ヘルパの1/200スケールAvro100モデルの特別割引券(9,600円を5,100円に割引)がありました。参加者全員がマニアだと気をつかわなくても良くて楽しいツアーだったようです。