長らく書いてきましたパリエアショー
レポート。最後(多分)にMRJの機内画像を出していなかったので、ご紹介したいと思います。
機内が公開されたのは、会期初日6月19日午後のこと。
今回は、全国紙や中京家計のTV局を含めた多くのメディアが参加していましたので、グループに分けての取材。
シャレーで受付を済ませ、目の前に駐機する機体に向かいます。
前後にタラップが装着され、前から乗り込み、後ろから降りる形。
タラップを上まで上がり、コックピットウィンドーの外から計器が見えた時は心が高鳴りました。機体後方に向かって大きくMRJの文字が塗装されていますので、エンジンの位置関係も含めて心に刻みます。いよいよ機内へ。
コックピットドアが設置されていないので、広く見えます。
計器に接近して撮影することは許されず、全体像の撮影になりました。
そこで振り向くと計器が並ぶ客室になるのですが、その様子の撮影はNG。
後方まで歩いて、隔壁部分と機内前方方向への撮影はOKとなりました。
まだ隔壁が露出しており、オーバーヘッドビンもない機内ですが、普段見えない光景に足が止まります。「飛ぶ」為の基本装備は出来ている訳で、2年強あとになる引渡しの様子が目に浮かびます。
乗降ドアは、外に開いて前方にスライドするタイプ。
ANAの文字は逆光の中に浮かびます。
機体のスターボード・サイドには、スズキ「ミライース」のCMに出たデカい鍵のようなものが・・・。
三菱航空機の方も、そう指摘があるのを待ちかまえていたかのように、「機体内外の圧力計測器の1種で、カバーなんですよ」と教えてくれました。
短い間でしたが、機内へ足を踏み入れた興奮は長く続いていました。