シドニー空港から南へ90キロ。イラワラリージョナル空港にHARSはあります。ヒストリカル
エアクラフト レストレーション ソサイエティがその名前。日本名は、歴史的航空機修復協会。カンタス航空のボーイング747-400が2015年に寄贈されたことで有名な博物館です。
この時、シドニー空港から11分のフライトでこの小さな空港にやってきました。この短いフライトとは対照的に、この飛行機は大記録を持っています。
1989年にロンドンからシドニーへの18,000キロで20時間を超える長距離飛行の記録を持っています。商業飛行では無いものの、世界一の座は輝きを失っていません。
このジャンボの見学コースが、博物館の目玉。タンタス航空やキャセイパシフィック航空のOBがツアーガイドをしてくれます。パナソニックのエアコンを装備しますので夏の見学も快適。コックピットの見学ツアーでは、ちゃんと計器に電源が入るようになっていて、車輪昇降スイッチ以外は触ることができました。
更なる目玉は、主翼の上を歩けるウィングウォーク。R3ドア内側で腰にハーネスを装着し、設置された階段で翼に降りるというもの。主翼の半分ほどの距離まで進み、写真を撮ることができます。このアングルは絶対に撮ることができないもの。いい記念になります。
その他、ロッキードスーパーコンステレーション「コニー」が飛べる状態で保管されていたり、素晴らしい施設です。詳しい様子は、Risvelのコラムに書きます。