2018年3月、カンタス航空の取材でシドニーに向かいました。その時の様子はすでにWEBでご紹介しています。現地で一番の目的は、HARS(歴史的航空機修復協会)への訪問。カンタス航空で引退したボーイング747-438型機 VH-OJAの実機展示に心躍らせた経験がよみがえります。
HARSメンバーで案内をしてくれたSteve Heeshさんから博物館の将来構想を聞いたときに、興味深い話をしてくれました。カンタス航空で飛んでいたBoeing707がカンタス航空の親善大使となったアメリカの俳優ジョン・トラボルタの手に渡りました。現在、機体はアメリカのフロリダにあるのですが、この機体がHARSに寄贈されることになったというのです。
©HARS
飛べる状態に整備され、今年の11月ころには太平洋を越えてシドニーに飛んでくることが決まりました。この区間は15,000キロもあり、もちろんBoeing707では直行できません。途中、どこを経由し、何日かかるかも興味深いものがあります。
この話題に注目していますので、動きがあればお知らせしたいと思います。