過去の転勤先の徳島にて、趣味の繋がりでお世話になった久保さんとは、このホビーショーで定期的に会います。
年齢が近く、最近の話題は健康を気遣う内容だったりします。
会社勤めからフリーランスのプロモデルビルダーになられて活躍中。
模型工房A-Z の経営を手掛けられ、
モデル雑誌で作例を製作されるなど、活躍の場を広げられています。
AFV、車、フィギュアと何でも製作される中で、今回出展された旅客機モデルは、ANAスターウォーズジェットの3機が揃い踏み。
ベースは、ハセガワの1/200で、B767、B777、B787と揃いました。デカールなどありませんので、全てパソコンを使った自作です。
黒い台座に飾られた3機の仕上がりは、素晴らしい。審美眼は無くても、さすがプロと思わせる出来だと思いました。
岐阜県にお住まいの大野さんは、ソリッドモデルで1/100のANAスターウォーズジェット2機を作りました。
製作は、ホームセンターにあるホウの木の角材を張り合わせて、削りだす技術が必要です。とても定年後の余暇で始めたものとは思えません。
B787の主翼の翼端に掛けてのしなりも表現され、美しくラッカーで光っています。
エンジンブレードは、空き缶を使い、翼端にもアルミ材を使用するなどのこだわりがあります。
2~3ヶ月で1機完成させるペースで、10年で40機を作りました。
群馬の二木さんは、製作のカテゴリーは広い中で、個人的にパンナムの機体を継続して造られており、今回はB707を展示していました。
パンナムのスカイブルーの色合いが、懐かしくも新鮮に見えるひと時でした。
シリーズを8機製作済みだそうで、めったに見ることのできないC-46、ボーイングストラトクルーザーやロッキードコンステレーションなどもあるそうです。
秋には、近所の北千住で展示会を開催されるとのことで、新作のDC-3をお持ちになるとのこと。お会いできることを楽しみにしています。
モデラーズ合同展は、とても自分では達成しえない作品としての完成度が高いものが多く、芸術品を鑑賞するような気持ちで見ています。