小さなエアラインコンベンションも楽しい

ホビー

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フランクフルトで毎年秋に開かれるエアラインコンベンション、アビエーションウィークエンドフランクフルト。私が2015年に参加した際に、会場では日本人は珍しい存在でした。そこに、日本語の堪能なドイツ人が現れ、ロシア機に詳しい東ドイツ出身のマニアであることを明かしてくれました。

 

当時ドイツに住んでいた彼は、その後奥様の故郷である日本に住まいを変えることとなりました。もちろん連絡は続けていましたので、日本でどのような生活をしているかわかります。旧宅にお邪魔し、お互いの趣味の方向性を確認することができました。彼の希望は、新居にて同じ趣味の仲間を呼んで小さなコンベンションをすること。

 

ようやく彼の希望が叶う日が来ました。名付けて「アビエーションバザール横浜」。集まった仲間とともにテラスで軽食をつまみながらの趣味談義は楽しいもの。話を盛り上げるのはドイツから持ってきた25分の1の大型なインターフルクとLOTポーランド航空のイリューシンIL-62のモデルなど旧ロシア機です。

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極めつけは、イリューシンIL-18の窓枠。彼が搭乗したことのある機体の座席横のものだそう。当時のフライトの様子が想い出されると言って取った行動は匂いを嗅ぐこと。試してみると、田舎の小さな工場の油にまみれた機械が浮かびました。

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リビングのテーブルには、絵ハガキ、エアラインメニュー、雑誌、ステッカー、イラスト、DVDなどが並びます。DVDは彼が副業で撮影している商品。手元に置きたいものを選び出すのが至福の時間です。楽しい時間はあっと言う前に過ぎていきます。気が付くと、あたりは暗くなっていました。

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彼の名前はダニエル・フローリープ市原。DVDのもととなる映像の資料はYou Tubeにあります。興味のある方はご覧ください。 
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