バンコクのタクシー乗車顛末記 (前編)

バンコク


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バンコクのドンムアン空港は、LCCを中心としたフライトが飛んでいます。

市内までの移動は多くのガイドブックがタクシーの利用を推奨しています。

ターミナルビルの到着階にタクシーデクスがあって、案内人が行き先を聞いて乗車するタクシーを割り振ってくれるシステム。メーター利用すれば、ボラれることも少ないようです。

空港内の展望デッキで、飛行機の撮影を済ませて、夕刻に市内のホテルへ向かうことにしました。タクシーを待つ列はあるものの、比較的スムーズに動いています。

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目的地の「アナンタラ リバーサイドバンコクホテル」の地図を示し、他のアナンタラホテルと間違えないように、数回ホテル名を伝へ「メータープリーズ」と頼みます。このあたりの毅然とした態度が大事な気がしていました。

女性ドライバーなのも、安心度が高くなりました。

車に向かって、衝撃の事実と向き合うこととなります。

車の内外が「ハロー・キティ」で埋め尽くされているのです。

車のカラーはピンクと白。ヘッドライトには、派手な「まつげ」まで付いています。

車内に入ると、ぬいぐるみなどのグッズで車内が狭くなっています。

フロントガラスにもシールが貼り付けられており、前方の視界をさえぎっています。シートカバーもピンクと白の特注のようです。

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運転席の後ろには、バンコクポスト紙の取材を受けた新聞記事がクリアファイルに収められていました。

ここに、運転手の名前も書かれており、話を進めるともう一台のキティタクシーも運転する有名人だとわかりました。

これだけ目立っていれば、悪いこともできないだろうと、高速道路を走りながら、のんきに夕食のアイデアを考えていました。 

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