2006年にスワンナプーム空港が開港してからはチャーター機や貨物機の空港として利用されていました。
アジア大LCC競争時代に入ってからは、各LCCがハブ空港として使用しており、賑わいを見せています。
ターミナルは長い一棟で、国際線のT1に国内線のT2が繋がっています。
空港内には、マクドナルドにバーガーキング、ケンタッキーフライドチキンやサブウェイなどのおなじみのファーストフードもあれば、地元のタイ料理やなど30以上の店舗が営業しています。
空港ホテルは「AMARI」ホテルが有名で、空港直結で営業しています。
ターミナルビルには、仮眠施設もあり、「スリープボックス」の名前が付けられていました。
ビル内は活気があって、LCC利用客であふれていました。
1番のネックは、市内までのアクセスです。
代表的なのは、バスですがどうしてもスーツケース利用者には大変です。
日本に比べて運賃の安いこともあって、タクシー利用が便利ですが、渋滞があって、運転手の質にばらつきがあるのは体験済み。
ターミナルビル横には国鉄も乗り入れているので、便利そうに思えて、20kmの距離に1時間程度かかったり、本数が少なく使いにくいようです。
これを整備すればもっと使い易い空港になるのにと残念です。
スワンナプーム空港には、シティラインという鉄道があるだけに、ドンムアンにも期待したいところです。
LCCの空港と言うならば、地上交通に少しお金が掛かっても仕方ないという発想はしたくありません。
エレベーターで4階に上がれば、展望デッキがあります。
ガラス張りながらエアコンの効いた場所で飛行機ウォッチングができるこの空港は使えます。
過去に、この展望デッキでカフェがオープンしていた名残が見えました。
再営業してくれれば、航空マニアの憩いの場になりそうです。