今回のエアショーでは、静かに展示されていた印象のホンダジェット。
騒がれることの無いのは、順調に機体が仕上がっているということ。
昨年の米国FAAに加え、今年はカナダの型式証明を取得し、順調に生産も進んでいます。
シルバーにカラーリングされた機体N526SHが地上展示されていました。
機内見学も可能で、コンパクトな中に居住性の高いキャビンを見ることができました。
ホンダジェット北ヨーロッパでデモンストレーションパイロットのMike Finbowさんが機体を案内してくれました。
乗員1名+乗客5~6名搭乗可能で、巡航速度782km/
hで2,265kmを飛行します。
東京を基点とすると、台北や北京へ直行できる計算になります。
中央に4席配置されたメインキャビンは、大型テーブルが設置され、移動しながらの商談や会食に快適な空間を提供してくれます。
機窓から主翼にピンと立ったウィングレット、後方にエンジンの見える新鮮な眺めを初めて経験しました。
コックピットは3連のガーミンディスプレーが配置され独特の形状の窓がサングラスのような形で見えます。座ってみて、視界の良いのが印象的。
小型の機体に素晴らしい性能の詰まった完成度の高い機体です。