ファーンボローエアショーレポート① MRJがイギリスの空を舞う

エアショー

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昨年のパリエアショーでは地上展示で終わったMRJ。今年のファーンボロエアショーでようやく飛行展示にこぎつけました。

 

技術協力を取り付けたボーイングがライバルのエンブラエルコマーシャル航空機との提携を発表し、MRJとしても覚悟を感じるエアショー参加となりました。ANAへのデリバリーを遅らせることの出来ない土壇場な状況は変わらず。2016年7月に欧州の「ロックトン」から10機あって以来途切れている発注をここで得たいもの。前回のファーンボロでの受注を今回もと思います。

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「受注よりも開発を優先したい」とは三菱航空機水谷社長2018年年頭の話。

受注と開発は営業と技術と全く違う組織での話。是非、ずっと両方を追う気概が欲しいものです。

 

MRJのシャレーにいる人々が喜びの笑顔になることが出来たのが7月16日のこと。飛行展示は現地時間で、14:37から14:44にかけての7分間行われました。テストパイロット2名とFTと呼ばれるフライトテストエンジニア2名が乗り組みました。

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午後からは雲が多くなってきましたが、多くの来場者に強い印象を残したのではないでしょうか。
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