日本にも乗り入れるSASスカンジナビア航空が新たな取り組みを始めました。
機内での免税品販売を停止するというのです。今年の3月にKLMオランダ航空も同様な内容を発表しています。
国連が提唱するSDGs持続可能な開発目標では、17の目標が掲げられています。そのなかの「気候変動に具体的な対策を」の内容に沿って、機体軽減で排出燃料を減らし、クリーンな空を作るのもエアラインの責務です。これに沿った内容のリリースをSASは出しています。
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KLMの時は、NETの多様性で機内にて買い物する必然性が無くなったというものでした。各社の意向は違いますが、今後、機内免税品の販売を取り止めるエアラインが続出するはずです。
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インフライトエンターテインメント画面も何れ無くなるとお伝えしたことがあるように、機体軽量化はエアラインの喫緊の課題なのです。
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SASは代替案を用意すると言っています。販売チャネルは機内で無くても良い訳で、ホームページやアプリを使った事前予約や、搭乗後の発注などが考えられるでしょう。時代と共に、機内での過ごし方は変わっていきます。