スカイマークの国際線は、チャーターの経験はありますが定期便は初めてのこと。成田を10:15に出発しサイパンに15:00に到着するBC811便と折り返しサイパンを16:35に出発し、成田空港に19:30に戻るBC816が毎日就航します。
タラップが装着され、成田発の初便に搭乗するほぼ満席のお客様が赤いジュータンを踏んでビルに流れていくのが見えています。
出発する機体に、二重の虹がかかる様子も見えて、いい旅立ちを約束してくれます。
サイパン発の初便は、空席のある状況。インバウンドの少ないサイパン線は、日本人の往復渡航が必須です。他社との競争が無いので、宣伝の手法を考えて新たなブームが起これば、期待できるデスティネーションとなります。
乗務員は、浅井機長と斉藤副操縦士に加え、機内は前方から内田CA以下計5名が乗務する編成となっていました。
機内食は、サイパンの伝統的なチャモロ料理が用意され、パスタサラダ、チョコチップクッキーとともにドリンクがサービスされました。今回は、キリンの一番搾りとともに頂くことにしました。LCCとは一線を画すサービスを提供していくスカイマークの姿勢がいいですね。
手元には、メニューが用意され北マリアナ地域で昔から食べられている料理であると紹介されています。チャモロ料理を知らない人も、内容が紹介されて、ひと時サイパン観光の想い出にひたることができるようになっています。
この日の出発は19:38に成田空港に到着する定時運航で、国内線で培った記録を国際線でも塗り替えていって貰いたいものです。
機長の機内アナウンスでも、定時運航へ協力のお礼があり、社の方向性が確かなことがわかります。