老舗アビアンカ航空のChapter11申請

航空業界

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2018年7月ロンドンSKYTRAX表彰式で南米ベストエアラインを受賞

コロンビアのフラッグキャリア、アビアンカ航空が510日にニューヨークで米連邦破産法11条(通称チャプターイレブン)を申請したと発表しました。南米でLATAMに次いで2番目の規模のエアラインの破綻に業界は揺れています。

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©Avianca
 

スターアライアンスに所属するアビアンカ航空は、1919年創業の歴史あるエアエインで、世界で最初に生まれた航空会社の1社です。機材数189、従業員19,000人以上、路線数は欧米26か国で108になります。毎日の便数は7502017年の輸送旅客数は2,940万人。2018年の有償旅客キロ(RPK)で世界45位となる437RPKを記録する会社です。日本に乗り入れるエアラインではチャイナエアラインやエバー航空に近い規模になります。

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2018年7月ロンドンSKYTRAX表彰式でスター同士のANAと記念撮影 

アメリカ同時多発テロでアメリカの3大メジャーエアライン、ユナイテッド、デルタ、アメリカンも同様にChapter11を申請し、再起しました。只、アロハ航空のように消えていったエアラインもあるので、この再生手法が万能と言う訳ではありません。

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©Avianca  

ことさらエアラインの窮状を煽っている訳ではありません。それほど新型コロナウイルスの経済へのダメージが大きいことをお知らせしたいと思いました。

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2018年7月ロンドンSKYTRAX表彰式会場にて 

国の補償を受けられるはずのフラッグキャリアの事案です。今後さらに大きな規模のエアラインの破綻があってもおかしくないところまで来ました。

 

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