©Singapore Airlines Boeing737-800 9V-MGK
1月28日のニュースリリースでシンガポール航空は3月4日から統合したシルクエアーの機材Boeing737‐800を使ってシンガポール⇔プーケットの路線を開設すると発表しました。シンガポール航空でBoeing737シリーズを運航するのは実に41年ぶりとなります。
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小さな国のエアラインであるシンガポール航空は、国内線を持たず大型機のみを使った乗り継ぎサービスで売ってきた会社です。コロナ禍において厳しい経営を続けてきていましたが、子会社のシルクエアーと統合し、小型機材をシンガポール航空で効率的に運航することになりました。
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過去には、Boeing737-100型機を運航していましたが、1980年で終了。ナローボディー機としてBoeing757を1990年まで運航して以降は、エアバスA300を含めてワイドボディ機しか持たないエアラインでした。
コロナ禍で、国際線がままならない中で子会社を取り込み、名前の知られた自社ブランドでサービスする道を選びました。多くのエアラインがコロナ禍で事業内容を変容させている中で、優良企業のシンガポール航空も例外ではなかったということです。シンガポール航空塗装のボーイング737‐800はとても機体に似合っています。