スペイン3社が100%電気航空機の開発を発表した

航空業界

600x433
©DANTE Aeronotics

スペインのエアライン2社と航空機メーカーが922日、共同で電気航空機の開発計画を発表しました。「Volotea」はスペイン・バルセロナを拠点とする独立系のLCC、「Air Nostrum」は、スペイン・バレンシアを拠点とするイベリア航空の地域航空部門を持つリージョナルエアラインです。

image
©Volotea のエアバスA319

この2社の協力で航空機を製造するのは「Dante Aeronautical」です。3年以内の飛行認可を目標に動き出しています。水素電池技術を用いて2029年の19人乗りの航空機を製造するまでに段階的に大型化する航空機を開発します。最終系は、DAX-19型という航空機で400NMと言いますから7400㎞の航続距離を有する機体になります。

CRJ1000_1
©Air Nostrum
 

まずは2023年に初飛行する9人乗りのプロトタイプ航空機の開発です。環境意識のより高い欧州での動きに注目したいと思います。開発計画の概要が発表されており、最後に貼り付けておきますので、ご覧ください。
certification_600x1199
 ©DANTE Aeronotics

タイトルとURLをコピーしました