Airline of the Yearのシンガポール航空
表彰式の進行はSKYTRAX社CEOのエドワード・プレイステッド氏。アシスタントは、トーストマスター協会のリチャード氏。伝統の行事にこのトーストマスター協会からスピーチならびにサポート役が派遣されて来ることがあります。トーストマスターは聞きなれない言葉ですが、スピーチやリーダーシップを学ぶ非営利団体のこと。赤い上着が、威厳を持ちます。
4つ星エアラインの3社が呼ばれます。新規受賞ではないので、呼ばれた基準がわかりません。ベトナム・香港・エバー各航空が登壇します。
次に5つ星は新規受賞のJALが呼ばれました。次に継続受賞の海南航空が呼ばれます。5つ星エアラインはこれで11社になり、同じ国で2社の受賞は日本が初めてです。
その後部門別の各賞受賞者が発表されます。最初はベスト・オンボード・ケータリング・エコノミークラスからです。これはタイ国際航空が受賞。細分化された賞の授与が続き、最後はワールドベスト・キャビンスタッフのガルーダインドネシア航空で締められました。
表彰のトリで発表されるのは、エアライン・オブ・ザ・イヤー。昨年2位のシンガポール航空が1位に返り咲き、昨年1位のカタール航空は2位となりました。シンガポール航空は、CEO
のGoh Choon Phong氏が、カタール航空は、グループチーフエグゼクティブのAkbar Al Baker氏が登壇していました。3位のANAは変わらず。10位以内にランクを上げたのは1社。10位となったタイ国際航空は、11位から順位を上げました。逆に11位以下にランクを落としたのは8位から14位となったエティハド航空。10位以内のランクが変わるのは、受賞する側のPR戦略にも大きく影響します。エティハドは2014年に格付け離団宣言をしていますので、その影響もあります。
来年は、パリエアショー会場にて表彰式開催です。