INDIGOがエアバスA321XLR導入で待望の欧州直行便の就航スケジュールを発表

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2023年パリエアショーでエアバス機を500機発注した記者会見の様子 ©Koji Kitajima

2023年パリエアショーでINDIGOがエアバス機を500機発注した記者会見の様子 ©Koji Kitajima

インドのLCCインディゴは2026年1月7日にエアバスA321XLRを導入したことを発表しました。商業運航の就航は、ムンバイ-アテネ線が2026年1月23日、デリー-アテネ線が翌1月24日となっており、両路線ともに週3便で運航される予定です。

同社は合計40機のA321XLRを確定発注しており、2026年内にはそのうち9機の受領を見込んでいます。これにより、中東を経由せずにインドからヨーロッパへ直接アクセスできる利便性が、多くの旅行者に提供されることになります。

INDIGOのA320とA321発注時のAirbusのリリース画像 ©Airbus

快適性を追求した「インディゴ・ストレッチ」とエコノミークラス

機内は2クラス構成で、合計195席が設置されています。長距離飛行を支えるのは、人間工学に基づいた設計で定評のあるレカロ(RECARO)社製の最新シートです。

プレミアム席となる「インディゴ・ストレッチ(IndiGoStretch)」は、2-2の座席配列で12席を用意。44インチ(約112センチ)のゆとりあるシートピッチと、6インチ(約15センチ)のリクライニング機能を備え、単通路機でありながらワイドボディ機に匹敵する快適な空間を実現しました。

一方のエコノミークラスは183席で、31インチ(約79センチ)のシートピッチと5インチ(約13センチ)のリクライニングを確保しています。全席に調整可能なヘッドレスト、腰部を支えるランバーサポート、デバイスホルダー、充電用電源、コートフックが完備されており、長時間のフライトでも疲れにくい工夫が凝らされています。

この席数は、同社が既に導入するA321の最大232席機に比べて84%の余裕であり、今後LCCで導入されるA321XLRの参考となることでしょう。

2023年パリエアショーでINDIGOがエアバス機を500機発注した記者会見の様子 ©Koji Kitajima

進化した機内サービスとエンターテインメント

機内では、イギリスのブルーボックス社との提携による次世代デジタル機内エンターテインメントが導入されます。乗客は自身のデバイスを通じ、インド映画やハリウッド映画、テレビ番組、ゲームなどを楽しむことができます。

食事面では、すべての乗客に温かい食事と飲み物が無料で提供されます。基本はベジタリアンメニューですが、予約時にノンベジタリアンを選択することも可能です。また、インディゴ・ストレッチの乗客にはアルコール飲料が無料で提供されるほか、エコノミークラスでも機内購入や事前予約によって楽しむことができます。

ピーター・エルバーCEOのコメント

「インディゴがインドの航空会社として初めてエアバスA321XLRをフリートに迎え入れることを光栄に思います。これは、私たちがインドの長距離旅行を再定義するための重要な一歩です。私たちは世界中の新たな地域へ進出し、国際航空市場における主要なプレーヤーとしてのインドの地位をさらに強化することが可能になります。これは、インドを世界と結びつけることで、国に翼を与えるという私たちのコミットメントを裏付けるものです」

2023年パリエアショーでINDIGOのCEOピーターエルバー氏はエアバス機を500機発注した ©Koji Kitajima

インディゴのA321XLR導入は、インドの航空戦略に新たな1ページを刻みました。低コストかつ高品質な長距離直行便の提供により、同社の国際的な影響力は今後さらに高まっていくでしょう。

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