伊丹空港のイベントでは、国内の航空会社に加えて、外国航空会社の客室乗務員も参加していました。
アメリカはノースウェスト、欧州はルフトハンザ、アジアは大韓航空とキャセイ航空というように地域の代表的エアラインの乗務員が制服を披露しました。
まだあまり航空機に乗っていない頃。国際線の搭乗経験の無い時代の外国航空会社の乗務員は、遠い世界の人々でした。
イベントの間、ルフトハンザとノースウェストの乗務員の交わす声が流暢な英語であったことも、異国という文字が当てはまる異次元の世界のようでした。
現在ANAが利用する南ターミナルビルが当時は国際線の発着が行われていた場所となります。伊丹空港は、その昔ターミナルビルから伸びる建物のフィンガーと呼ばれる場所の屋上部分にも足を延ばすことができました。
タラップを使った乗降の場面では、乗務員も近くに見える楽しい空港でした。