キャセイパシフィック航空の最新鋭機を見た

エアバス


a350s


国際空港へ到着後にターミナル2の展望デッキに向かいました。上がったとたん、見慣れぬ機体が着陸するのが見えました。 


キャセイパシフィック航空エアバスA350とわかるのには時間は掛かりません。

5月29日に香港に到着したばかりで、6月1日に商業運航を開始した同機は、慣熟を兼ねてマニラと台北という近距離路線で使われています。当日は、マニラに向かう定期便就航前の慣熟飛行の帰りでした。 

キャセイ航空発表の資料によると、ビジネス38席、プレミアムエコノミー28席、エコノミー214席の計280席を装備しており、エアバス推奨の3クラス314席に比べて10%以上少ない設計です。

ビジネスクラスとプレミアムエコノミークラスの座席はポルシェデザインによるものが装備されており、カラーデザインも機内全体で統一されているとのこと。

エコノミークラスでも、見たことの無いサイドウィングのあるザ・キャセイパシフィックヘッドレストを装備しています。例えていうならば、翅を広げたカブトムシの様相です。

エンターテイメントも衛星テレビに雑誌のリーダー機能や観光情報付きインタラクティブ3Dフライトマップなど、目新しさが一杯。

acxa350

 ファクトシートから二つの新しいと思われる機体性能を見付けました。

「自動ブレーキ装置を使用した着陸アプローチの自動化によって、滑走路占有時間を短縮」できるようです。

「軽量かつ非常に強度の高い炭素繊維の翼が、航空力学的に最大効率を得るためにフライト時に自動的に形状を調整」する(以上リリースより)とも書かれており、先進の機体であることがわかります。

10月からは、ガトウィックやデュセルドルフへ就航予定とのことで、日本からも香港経由での利用が可能です。是非とも利用してみたいものです。 

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