3月30日、沖縄県宮古島市に隣接する下地島が新しく首都圏との定期便の就航する空港として生まれ変わりました。新空港に降り立ったのは、成田空港から直行便を飛ばしたジェットスター航空です。一日一往復で、7月3日からは関西空港からも就航します。
パイロット訓練専用空港として開港したのは1979年。40年後の今年、新たなる使命を帯びて開港しました。途中、1980年にJTA日本トランスオーシャン航空が那覇との定期便を就航させていましたが、1994年に休止。25年振りの定期便再就航です。
沖縄県で那覇空港、新石垣空港に次ぐ旅客数が年間166万人を誇るのは宮古空港です。那覇の新滑走路完成は2020年、新石垣空港も利用者増で施設に余裕が無い事を考えると、宮古空港から車で30分、20kmしか離れていない下地島空港の発展の余地は大きいと思われます。高松空港の次に民営化の経営権を持つことになった三菱地所は目の付け所がいいですね。
沖縄離島観光は訪日旅客にも人気があるので、旅客の分散や運賃の競争をもたらすという意味で、画期的な出来事です。
就航初便となるジェットスターGK323便でみやこ下地島空港へ飛びました。出発地の成田空港と、到着地のみやこ下地島空港でも初便に合わせてセレモニーが開催されました。
宮古下地島空港は、ハワイのコナ空港がモデルとのことで、随所にリゾート感満載のレジャー空港。