KLMに続きキャセイパシフィック航空と、ボーイング787やエアバスA350の導入と共に、機材更新が進みます。
月刊エアライン最新号でも特集が組まれていました。
私が書く海外旅行情報サイト「リスヴェル」の連載コラム 空旅のススメでチャイナエアラインの件を取り上げました。
日本からは比較的短距離の国際線ながら、充実のサービスを経験できたのも、ジャンボジェットの安定性や居住性と無関係ではありません。
コラムの容量で取り上げることのできなかった画像とともに、フライトを振り返ってみました。
記憶に残るのは、キャビンマネージャーのJUE JAOUさんの存在です。
60歳の同氏は、65歳の定年まであと5年飛び続けると言っていました。
JALの経営破たん前には、男性のチーフパーサーを機内で見掛けました。
何とも言えぬ安心感をもたらしてくれたと思っていたのは私だけではないでしょう。
ジャンボジェット機内のアッパーデッキへの階段の横にあるスペースで、眼鏡を掛けて執務する様子は貫禄があります。
何度となく声を掛けてくれて、デザートは自ら腰を低くしてサーブしてくれました。この時の笑顔が忘れられません。
日本人乗務員は29年のベテランの山崎さん。
写真撮影をお願いすると、「若い子を写してあげて」と遠慮されます。
それでもお願いして写真に納まって貰いました。
この便は、ベテランと若いクルーのハーモニーが見事に融合したいいフライトでした。