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今日、10月19日より18年ぶりにイベリア航空の成田⇔マドリッド便が再就航を果たしました。
エアバスA330-200型機を使い、週間3便(日本発月・水・土)を運航します。(今日の初便のみ、A340-600)
就航を記念したイベリア航空就航記念記者説明会と就航記念パーティーが行われましたので、行って来ました。
二つのイベントとも、イベリア航空のルイス・ガジェゴCEOとマルコ・サンサビーニCCOのプレゼンテーションがあり、就航への意気込みを語りました。
特記すべき事項は、提示就航率が2015年でJALに次いで世界二位であること。路線網の多い中南米を含む121の都市への乗り継ぎサービス。
1-2-1配列の2mになるフルフラットシートに空港と機内への日本人スタッフの配置。日本語機内誌、日本食の機内食など、上海に次ぐアジア二番目の都市となった日本線への意気込みが伝わります。
「長距離機材はエアバスで統一されていますが、それは貴社の戦略なのでしょうか。将来的にボーイング機材の導入予定はありますか」
ガジェゴCEOが答えました。「エアバス機が乗務員にとってOperationし易い機種だと思っています。以前の日本線就航時はボーイング747を使用していましたので、将来的に可能性が無い訳ではありません」とのこと。
スペイン大使館での、パーティーはカンパニーカラーの赤をふんだんに使ったデコレーションで来客を迎えました。
日本を象徴する「ちょうちん」を多く使っているのはスペイン人の日本観なのでしょうか。
ビジネスクラスのシートと1/20ほどの大きさもあるモデルが来客の視線を集めていました。
今回の就航便数では年間9万席にしかなりません。安定した運航の後の増便に期待したいものです。