Coralway取材記 Part2 南大東島から久米島

JTA/RAC


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南大東空港には、小さな土産物屋とレストランがあります。

シージャーキーや大東ようかんに加えて、地元さとうきびから作られたラム酒のコルコルが並びます。レストランは、店内に土産物を売ったり、地元学生のモンゴル研修の写真が展示されたりと、島民の憩いの場所になっています。

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ターミナルビルのあちらこちらに「おじゃりやれ」と書かれたノボリが見えます。東京都八丈島から移って来た人が多いとのことで、八丈ことばでいらっしゃいの意味があるとのこと。沖縄県内でありながら、めんそーれではない奥深さ。

浪漫孤島と謳っている島に滞在してみたいという気持ちを残しながら那覇行きRAC868便に乗り込みます。午後の洋上飛行では、厚い夏の雲を見やりながらの飛行です。

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機内で南大東にまつわる話が聞けました。高校の無い島では、中学生は卒業と共に旅立ちます。その情景を描いた2012年公開の映画「旅立ちの島唄」があるとのこと。さとうきびがほぼ全産業の2千人足らずの島はまさに孤島。 

乗り換えた久米島行きのRAC883便はお得です。

東洋一の砂浜だけの島「ハテの浜」を上空から眺めることができる観光フライト。気象条件などによっても変わりますが、多くの場合航路上にある浜の上を飛びます。 

久米島空港は、島の西側に南北に走る滑走路があります。

降機後に、ターミナルビルから夕陽の中の機体が見えて、一日目の旅の締めくくりに相応しい心地よさを感じながら空港を後にします。 




久米島の朝焼け

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