ボーイングはピンチを乗り越えろ

ボーイング

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Air Italy EI-GGK Boeing737Max8

エチオピア航空のボーイング737Max8が墜落しました。2018年10月にもライオンエアの同型機が墜落したので、6か月のうちに2機もの新型機が失われたことになります。新型機なのでボーイング787の電池問題もあったように、初期故障です。短期間に人命が失われた今回の2つの事例は大変な事態です。

 CAAC中国民用航空局が3月11日の09:50の早い段階で同日中にボーイング737Max機の運用を停止する指示を出しました。

 現在、ボーイングが引き渡した同型機の合計は350機。うち中国での運用は9社で76機となり、世界全体の22%に及びます。この決断は重いものの、人命尊重の観点から英断だと思います。

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Air Italy EI-GGK Boeing737Max8

世界で一番多く運航するのは31機の米サウスウェスト航空、22機のアメリカン航空と続きますが、この2社に運航停止の発表は有りません。

 Max7~10の4機種は総計で5千機を超える受注を受けています。現在はまだ7%の引き渡しでしかありません。この2件の悲しい事例を教訓に、全機を止めても安全が確認されなくてはなりません。

 

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